旗竿地と言うのは安いのが魅力的です。
ただぱっと見はやっぱり使いづらい。
このページでは新築一戸建てのマイホームを建てるために旗竿地を選んだ場合のメリットについて、思い浮かぶ限りのメリットを書いていきます。
土地を探している時、妻が旗竿地を選択肢として出してきました。
当時は、そんな使いづらいことから現地を見ることもなく却下していましたが、やはり価格的な魅力は捨てれません。
旗竿地にすることによってどんなメリットがあるのかを徹底的に考えました。
僕自身が満足できるレベルまで状況を持っていくことができたので最終的には旗竿地の購入を決めた経緯があります。
そんなこともあり今はマイホームの建設中です。
実際に住んでみないと実際に大丈夫か分かりませんが、「嫌っていた土地を購入してもいいな」と思えるようにしたのは我ながらすごいことだと思っています。
土地が選択肢として出てきてからの半年間。
購入すると決めることができるまで良い部分を考え続けて見つけたメリットをお伝えします。
もくじ
戸建てマイホームに旗竿地を選ぶメリット

先に、ざっくりと大きいカテゴリーでメリットを紹介します。
その後にそれぞれの細かい部分をお話ししていこうと思います。
- メリット1:お金
- メリット2:安全性
- メリット3:プライバシー
旗竿地を選ぶことによってのメリットはいろいろありますが、カテゴリー分けをするとこの3つです。
以下の項目で詳しく紹介していきます。
メリット1:旗竿地でお金に関するメリット

今思い返すと、結局のところ、この「お金」が1番大きかったような気がしています。
何といったって「約90坪で250万円」なので。
回りの土地の相場で行くと、約100坪で700万円~900万円ほどだったので、約500万円節約になっています。
皐月家はもともと土地を持っていました。(おじいちゃんの土地ですが)
買うことを予定していなかったところから→やっぱり土地を購入して別の場所に住むという決断をしたのです。
正直、土地代金に回せるお金が実そんなにありませんでした。
総費用が安く済む
土地代が安いと、その分借りるお金も少なくてすみます。
最近はローンを組む際、連帯保証人ではなく、保証会社を使うことが多いです。
その保証会社へ保証人になってくれてありがとうという意味合いの保証金を納めますが、それも初期費用に含まれます。
保証金は借りるお金の中から払うことも出来ます。
しかし、借りる額が多くなればなるほど保証金の額も多くなるし、利子も増えていきます。
払えるところは払うことで、最終的に支払う金額は少なくなります。
安く済むと毎月の返済が楽になる
総費用が安く済むと、毎月の返済が楽になるのはイメージできますよね。
例えば、ウチが節約することが出来た500万円を無利子のローン35年で組んだとすると、毎月の返済は「約12000円」です。
本当は利子が付くのでもう少し高い。
安く済むとマイホームにお金をかけれる
実はウチは半分くらい安く済んだ金額を家の中を充実させるために使っています。
「一番お金をかけているのがキッチン」
TOTOのクラッソというシリーズにしゅうこ(妻)が一目ぼれ。
&
さらに海外製の食洗器を付けるということでかなりの高級品になりました。
その他には僕の希望で洗面所をめちゃくちゃ長くして、鏡を2つ置いたり、スタディースペースを本当の部屋にしたりしました。
値段の割にいい家になる可能性がある
今思うと、あえて旗竿地にしたことでかなりいい家になったんじゃないかな?と、自負しています。
(まだ住んでいないので本当にそうとは言えませんが笑)
旗竿地を選択肢にするまで、2階リビング、広いテラスをいう家を想像することすらありませんでした。
自宅にバーベキューができるベランダがあるって最高です。
そんな家が、500万円安く手に入るというのはあながちイイことだと言えます。
メリット2:旗竿地での安全性

次に安全性のお話です。
正直、これからあげることはメリットとデメリットのどちらでも取れるかもしれません。
が、皐月家はメリットととらえました。
子供が急に飛び出さない
道路から離れていることにより、子供が家から出てすぐに道路へ飛び出すということはなくなります。
ボールを追いかけて道路に出て行くなんてことがあったら大変ですもんね。
周りの目があるため泥棒が入りづらい
一見、隠れていることにより安全ではないと思われるのですが、その逆です。
泥棒の心理としては不審に思われないことが重要です。
奥になっていることにより、道路からの目はありません。
しかし、隣の家の中から見られることがあります。
しかも、家に住んでいる人とは違う人が家の敷地内をふらふらしていたとすると、不審に思いますよね。
泥棒が入りづらい作りだと言えます。
台風などに強い
不謹慎な発言&周りの家には申し訳ないですが、台風被害が他の家に比べると少なそうに思えます。
ストレートに言うと、周りの家が壁になってくれる。
何かが飛んできたとしても周りがガードしてくれるので傷が付きづらいです。
メリット3:旗竿地でのプライバシー

次はプライバシーに関してです。
囲まれていることによっていいことがいくつかあります。
道路が離れていて静か
道路から離れているため、車の音が小さいです。
車の音って結構邪魔だったりします。
比較的静かな家に住むことが出来ます。
近隣住民から見られない
道路から見られているというのは、心が休まらない(だそうです。)
しゅうこ(妻)が言っていました。
僕自身はそんなに気にならないですが、しゅうこは誰かが道路からこっちを覗いている感覚になることがあるそうです。
旗竿地にすることで、そんな感覚もおさらばできます。
隠れ家的感覚にもなれる
囲まれている=隠れ家という発想です。
少年少女の感覚で行くと秘密基地。
SATSUKIハウスは2階に広いテラスもある。
囲まれている所に楽しめる家があるというのはワクワクしませんか?
皐月家が重要視したメリット

次のお話は、ウチが旗竿地を選ぶことで重要視したポイントを紹介します。
ウチが優先したメリットは以下の通りです。
- 毎月の返済を安くする
- 家の中を充実させる
- 道路から隠れる
重視1:毎月の返済を安くする
実はですね、最初、別の土地で別のハウスメーカーさんに住宅のプランを考えてもらっていたことがあります。
その際の毎月の返済見積もりは約10万~13万円くらいになりそうと言われました。
さすがにキツイです。
なので、土地代を削ることでかなり安くしていきました。
重視2:家の中を充実させられる
「安くした分、ちょっとした贅沢を」です。
しっかりと必要かどうかを判断して無駄な出費をしないということは重要ですが、少しの贅沢はアリだと思います。
先にも書きましたが、ウチはキッチンをカッコよくしたり、スタディーコーナーを作ったりと贅沢しています。
重視3:道路から離れる
道路から離れることでしっかりと安全性を確保しつつ、プライバシーも守られます。
周りから見られることに抵抗がある人や小さい子供がいる家庭にとっては旗竿地はけっこう良かったりします。
以上、皐月家が新築一戸建てのマイホームを建てるために旗竿地を選んだときに考えたメリットをまとめました。
こういったことをしっかりと考えて後悔のない選択をしていきたいですね。
まとめ︰メリットだととらえることが出来れば購入もアリ?
いつも、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
旗竿地は正直使いづらい土地です。
使いづらいと言っても対策や見方次第ではメリットがたくさん。
嫌煙してばかりではなく、実生活をイメージしながら考えてみて下さい。
考えてみると良い一面が印象に残るようになってきたりします。