新築一戸建てマイホームの検討が始まり、どんな土地に建てるのかという話題が出てきた。
安い土地を探したところ、旗竿地という土地を発見。
そもそも旗竿地ってなに?そして、どんなメリットやデメリットがあるのか?
今回はこんなテーマでお話します。
旗竿地とは本当に旗の形をした土地のことです。
道路に広く面していなかったり、周りが囲まれていたりと何かしら使いづらい土地の為、比較的広い坪数だとしても安く手に入れることができるのが特徴です。
ちなみに旗竿地の読み方は「はたざおち」です。
調べたことはありませんが、不動産屋さんや工務店さんが言っていたので間違いないと思います。
皐月家は旗竿地を「超」安く購入しました!
様々なメリット・デメリットを考慮して購入を決めた経緯があります。
こんな流れから旗竿地の特徴~購入を決めた理由までをまとめていきます。
- 旗竿地は旗の形をした土地
- やっぱり安い!
- ただ使いづらい
- 旗竿地なりのメリットもある
土地代としてはすごく安い旗竿地。
しかし、本当に使いづらいんです。
ただ、いい所もあります。
そんなマイナスの感覚を少しでも良いと考えるお手伝いができればいいなと考えています。
もくじ
旗竿地とは旗の形をした土地のこと

では、さっそく旗竿地に関しての特徴を紹介していきます。
- 旗の形の土地
- 周りが囲まれている
- 少ししか道に面していない
こんな言葉が見つかります。
正直、旗竿地は家を建てるには不向きとされています。
以下で旗竿地の特徴をお伝えします!
皐月家が購入した旗竿地とその値段

皐月家が購入した土地はピンクに塗った箇所でこんな形の土地です。
本当に旗のような形に見えませんか?
竿部分と繋がっている道も広いとは言えず、正直使いづらいです。
しかし、土地の値段が極上品だった為、購入することに決めました。
その値段は・・・。
皐月家が購入した土地の値段は「約90坪で250万円」でした。
かなり破格です。
不動産屋さんからの表向きの価格は「550万円」
旗竿地の価格的特徴
土地の価格のお話です。
価格は『かなり安い!』です。
同じ坪数だとしても、うまく行けば半額か1/3の値段で購入することができます。
売買スピード
売買のスピードは比較的遅く、じっくりと考えることができます。
旗竿地を買おうと選択肢に入れる人はそう多くはありません。
皐月家の場合、土地に興味を持ってから購入の申し込みをするまでに6ヶ月間じっくり考えることができました。
田舎なのでゆっくりだったということはあると思いますが、通常の土地よりはゆっくりです。
新築マイホームで旗竿地を使うメリット

次に、旗竿地の購入を決めたメリット部分を紹介します。
- 価格が安い
- 通行人からの目が気にならない
- 子供に安全
ポイントを絞るとこの3つが大きいです。
以下でそれぞれ詳しくお伝えします。
旗竿地は価格が安い
最初からお話ししていますが、旗竿地は本当に使いづらいです。
そのこともあって、一般的な通常の土地と比べるとかなり安いです。
なので、家にお金をかけることができます。
さらにTOTOのキッチンに海外製の食洗機、リビングにはスタディースペースを設けたりと贅沢しています。
通行人からの目が気にならない
旗竿地は周りから囲われています。
正直、見晴らしは悪いです。
逆に考えれば周りの家から守られているんです。
国道からも県道からも見えないプライバシーが気になる人にとっては実はよかったりします。
しゅうこ(妻)は周りから見られているという感覚が強いようで、旗竿地の方が落ち着けると言っていました。
No1!子供に安全!
子供にとって安全。
実はこれが1番のメリットだったりします。
道が近かったりすると、飛び出す危険性が大きいです。
家のまえで子供が交通事故にあったなんていう事件が起こると、一生後悔すると思います。
旗竿地は家と車が通る道が離れているから、比較的安全です。
特に小さい子供がいるうちは本当に心配ですもんね。
以下が、もう少し旗竿地のメリットについて詳しく書いたページです。

新築マイホームで旗竿地を使うデメリット

さきにメリットを紹介しましたが、やはりデメリットはあります。
- マイホームの間取りが限られる
- 車の出し入れがしづらい
- 日光を取り入れづらい
- 風水的には幸せエネルギーが弱い
- 工務店によっては失敗作になることも
実は個人的にはデメリットをそんなに感じていないのですが、一般的にあげるとしたらこんな感じでしょうか。
マイホームの間取りが限られる
旗竿地を使う場合は、その特殊な形のおかげで間取りを自由に考えることができません。
車を入れる場所、止める場所から始まり、どこにリビングを作るのかなどかなり限定されます。
車の出し入れがしづらい
車の旋回ができなかったり、駐車する際は長くバックしていかないといけなかったりと少し面倒です。
しかも駐車スペースが旗竿地の竿の部分になってきてしまうと、車を複数所有していた場合、すれ違うことができません。
そのため、後ろの車を出すときに前に停まっているいる車を一度動かさないといけません。
日光を取り入れづらい
南側に高い建物が立っていた場合、リビングを1階にしてしまうとかなり暗いリビングができあがります。
人間が気持ちよく生活するためにはやはり日光は必要不可欠。
「どうやって光を取り入れていくか?」
別の窓を大きくする、天井をガラス張りにするなどなど、かなり色んなアイディアが必要です。
風水的には幸せエネルギーが弱い
風水的には幸せエネルギーは広い道からやってくると言われています。
旗竿地は広い道にから外れているためエネルギーが入って来づらいです。
しかも、古くなったエネルギーが出ていく場所がないので淀んでしまいます。
風水を気にする方はそのための対策を寝る必要があります。
工務店によっては失敗作に・・・
旗竿地を扱った経験がない工務店を選ぶと、失敗作になってしまう可能性があります。
実は皐月家の場合、最初の頃は全国的に有名なハウスメーカーに相談していました。
今になって振り返ると、提案されていた内容はかなり危険な提案です。
それは1階リビング。
太陽光の取り入れが不十分だし、車を停めることが竿部分になってしまうため、かなり使いづらいマイホームになってしまっていました。
こちらも旗竿地のデメリットに関して詳しく書いたページがあります。

まとめ︰旗竿地はうまく対策をすればコスパ最強かも!?
いつも、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
旗竿地は土地の値段がかなり安いというメリットがあります。
しかし、特殊な形のため使いづらいというデメリットも。
ただ、メリットデメリットを踏まえ、事前にしっかりと対策をしていくことによってローコストでいい感じのマイホームを手に入れることができます。(と信じています。)
まだ建設途中なので実際に住んでみないと本当に大丈夫だったかどうかはまだわかりませんが、しっかりと対策を練ってきたつもりです。